車検や自動車税の支払状況を確認する

中古車選びでは、前のユーザーの管理状況が重要

中古車を選ぶ際には、車種や年式のほか、走行距離や外見が気になるものです。外見の傷み具合については、書類に記録が残っているとは限らないので、自分の目で確かめることが必要です。ボディに傷や凹みがないか入念に調べ、塗装の剥げた箇所もチェックしましょう。エンジンをかけて、音も聴いてみることも大切です。前のユーザーが頻繁にアクセルを踏みすぎてヘタレてきたエンジンは、アイドリング状態でも息をついたり異音が出たりします。

気になる箇所があれば、修理してもらったり、値下げ交渉のネタとして使ったりすることもできます。しかし、これらに加え、中古車に付随する書面や前のオーナーの法的義務の履行状況もチェックし、総合的に判断しなければなりません。

車検の時期や税金の納付状況についてチェックしましょう

中古車の売買においては、買主が車検証や点検記録のほか納税証明書などを閲覧できます。車検証を見れば、有効期間がわかります。残存有効期間が短い中古車は、購入後間もなく車検に出さなければなりません。その際に予想外の瑕疵が見つかることもあります。そこで、車検を通したばかりの中古車の方が、故障や修理のリスクが低く、値段も高くなるのです。走行距離が10万キロ以上、または年式が10年以上前の古い車は、ミッションやエンジンといった枢要部分に重大な瑕疵が生ずるおそれがあることから、できるだけ車検を通ってから時間が経っていない車を選びましょう。 また、半年ごとに定期点検をきちんと行っている中古車も、突然故障するリスクが低く、おすすめと言えます。さらに、自動車税の納付についても、きちんと支払われているか確認しなければなりません。万一未納だと、前のオーナーの代わりに中古車の購入者が納付しなければならないことになります。